旅と写真を楽しむブログ

カルチャーショックと英語を話せない辛さを実感する僕

曇り空のアイスランド

ciee国際ボランティア体験談第6話。

前回、国際ボランティア開始!ついに出会えた9か国合計17人の仲間たち - 旅と写真を楽しむブログのあらすじ。

世界9ヶ国17人の仲間たちと合流してボランティア活動が始まりました。仕事やプールで徐々に距離を深めていく僕たち。英語が出来なくても笑い合えることが出来るということを経験した著者でした。

今回は外国の人たちの考え方の違いに驚いたこと。
そして英語が話せないなりにコミュニケーションをとりますが会話が続かずに寂しい思いをし、仲間からの一言で自分の空っぽさを感じて落ち込み始めます。

持って来て良かったもの

(英語が話せない僕がどうやってコミュ二ケーションをとろう?)

日本を発つ前に考えてたどり着いた答えが日本独自のモノをたくさん持って行くことでした。

まずは英語で書かれた折り紙の本と折り紙。
イタリア人のC君が折り紙に特に興味をもったので僕の真似をしてもらいながら一緒に作りました。
鶴をおったり、ハートを作ったり、とても夢中になっていたので折り紙全部プレゼント。

「タクヤ。ほんとうにありがとう。」

喜んでもらえたので嬉しかったです。

そして本当に持って来て良かったのはニンテンドーDSと漢検DSというゲームソフト。タッチペンを使って実際に日本の漢字を書いて練習するというゲームです。

「こんなの余裕で書けるぜ~。」

画面に描かれる「一」の漢字。

「そんなの横に線を引くだけじゃない。誰だって書けるわ。これはどう?」

「マ、マジかよ。」

画面に表示された「四」の文字。

「なんで間違いなんだ?次にいけないじゃないか。」

フランス人の1人は書き順通りに書けずにいつまでも書いていることを見て皆で笑い合い、その後も難しい漢字に挑戦。

折り紙やゲームのおかげで世界各国の仲間との距離を縮めることが出来ました。

カルチャーショック

文化の違いからショックを受け、今までの自分の考えが潰れ、自分の存在が小さく感じることをカルチャーショックと言います。

宿泊先の近くを散歩をしていた時、仲間の1人が靴を履かずに裸足で歩いていたのです。

その光景を目にして「靴はどうしたの?」と聞くと。。。

「裸足で歩きたいから裸足なんだよ。」

「えぇっ?」

何を驚いてるんだよ。タクヤは面白いな。」

「えぇっ?ケガをしないの?」

「しないよ。地面を感じて気持ちいいよ。別に普通だろ?」

他の外国人たちも驚いた表情はしておらず、目を丸くしているのは僕だけ。(この散歩の時に日本人の仲間はいなかった。)

日本の考え方は自分の心に従わずに周りに合わせることが普通。
外国の考え方は自分の心に従って生きることが普通。

外国の仲間の表情は晴れやかで自分を生きていることが伝わってきた。

この数日の楽しいことばかりを書いてきたのですが英語が話せないと海外生活はやはりとても辛いです。

2006年8月19日火曜日の15時過ぎのプロジェクトが始まって4日目のこと。

声をかけられた僕。

「タクヤって中学生の時から英語を勉強してるんだよね?」

「うん。」

「なのにどうして英語をそんなに喋れないの?」

「。。。」

とても冷めた目でそう言って立ち去って行った。

たくさん勉強をして望んだこのボランティアプロジェクト。
勉強だけでなくて、英会話喫茶にも定期的に通って外国人と話すことに慣れようと練習もした。それなのにいざ接してみれば英語が出て来ない。

中学生の頃から学んできた英語なのに話せない自分が嫌だった。

何よりも思っている事を遠まわしに言わずにはっきりと言う考え方の違い。

ごまかしがない分ストレートに刺さった言葉。

突き放されて寂しくて悔しかった。

僕は寝袋の中に身を沈めて声を抑えて泣いていました。

道具での会話には限界がある

確かに折り紙や、ニンテンドーDSでコミュニケーションのきっかけを作ることは可能です。しかし仲間とはオッケーやノー、ありがとうぐらいのことしか言えず、他の会話は分かったようなふりをしてニヤニヤと笑っているだけでした。

英語が話せなかったのでゲームや折り紙も実際は仲間が勝手に楽しみその輪には入れず、外から楽しんでいる所を眺めているだけ。

(皆ともっと仲良くなりたいのになれない。)

英語を話せない自分にコンプレックスを持っていて直接言われたことで本当に落ち込みました。

自分と向き合う時間の訪れ。

僕は自分自身と闘うことになる。

次回予告

腹痛を起こした時に心配してくれたYくんが別のプロジェクトに行くために立ち去ることを知った僕。

泣いてても何も変わらないから、泣きながらでも動いた。

第7話はこちら

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