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仲間との楽しい日々。そして暗躍するイタリア人Uくん

アイスランドで国際ボランティア
ciee国際ボランティア体験談第9話。

前回音楽に国境はなかった。英語が話せなくても歌えば仲良くなれる - 旅と写真を楽しむブログのあらすじ。


宿泊先で立ち去らないといけなくなった仲間のためにギターを購入して弾き語りをした僕。演奏後は一気に打ち解けることが出来てカタコトの英語で深夜まで話しこんだ。

 

今回は演奏することによって自分の中の何かが変わり、仲間と積極的に関わるようになっていきます。そんな楽しい日々を送る中、イタリア人のUくんが裏でコソコソとある計画を進めていた。。。

新たなリーダーMちゃん到着

2016年8月21日。

 

「タクヤ。歌ってくれて本当にありがとうな。」

 

「どういたしまして。」

 

「もしかしたら帰りにまた会えるかもしれないから楽しみにしてるぞ。」

 

「うん。気をつけて。」

 

Yくんと握手を交わして皆で見送った。

 

夜にはスペイン人の新たなリーダーMちゃんが到着した。

 

似顔絵ゲーム

到着したばかりのMちゃんのために自己紹介を終えて似顔絵ゲームをすることに。

 

このゲームは紙に1枚ずつにそれぞれが自分の名前を記入して自分以外の誰かに渡す。
渡された紙に書いてある名前の似顔絵を書くのだけど書いていいのは顔の1パーツだけ。

例えば「目」を書いたら本人以外の誰かに渡して色々な人の手によって似顔絵が完成していくゲーム。

 

やってみたところ出来上がりが本当にめちゃくちゃ。

 

ヒゲが生えていないのにヒゲを書かれていたり、鼻血や首から手が出ていたり。。。

もはやだれか分からなくて皆でお腹の底から笑い合えました。

 

楽しくて(ここまで来てよかったなぁ。)と思えた瞬間でした。

 

仕事で距離がもっと近くに

仕事は肉体労働が中心。

 

「タクヤ大丈夫か?」

「うん。」

「そっちは?」

「もう休みたい。」

「あはは。」

 

簡単な英語でコミュニケーションで助け合ってどんどん距離が縮まっていく。

登山道の整備をする時は本当に辛く、誰も会話することなく淡々と土を運んでは整備してを繰り返しました。

 

買い出し

仕事終わりは少し休憩して自由行動。

 

「夕食の買い出しに行くけどタクヤも来る?」

 

海外のスーパーに行ってみたかったし仲間と出来るだけ時間を凄そうと思っていたんです。

色鮮やかで本当に食べれるものなのかと不安になる食品。ヨーグルトなどの見たことのある食材でも描かれている絵が日本と全く違うので眺めているだけでも楽しくてずーっとキョロキョロしていました。

 

料理はグループで

料理をするグループを決めて日替わりで料理を作りました。

 

僕が料理をする担当の日。

当時は洗濯も料理も掃除もしたことがなかった僕。インスタントの料理を作るのにも大慌てでした。

 

そこにフランス人のVくん登場。

 

「タクヤ何を作ってるの?」

「いなりずしだよ。」

「すし?スシ知ってるよ。手伝うよ。」

 

持って行ったインスタントのいなりずしの衣にごはんを詰めていく作業。

二人とも料理が苦手で台所は床まで水浸しでびちゃびちゃに。笑

 

テーブルに並べるといなり寿司を見たことがなくて(なんだこの料理は?)という顔をする仲間もいました。だけど食べてもらうと。

 

「おいし~。」

「もう無いの~?」

 

と言ってもらえてすぐになくなるいなりずし。

 

食後の片付けのグループも決まっていたのですがびちゃびちゃでベタベタの床を掃除するのが大変そうで僕とVくんで謝りました。

 

土日はハイキング

「ハイキングに行くよ~。」

 

軽めのハイキングと聞いていったもののとっても危険。

登山道が途中からなくなり、靴底がはがれた仲間もいたほど足場の悪い石の上を歩いて登っていく僕たち。

 

登頂して無事に下山した時、「あたし生きてるわ。」そうつぶやく仲間がいたくらい危険なハイキングでした。

 

親しくなれた

いなりずしを一緒につくったVくんとは特に親しくなって、持って行った赤だしとおにぎりをほおばりながら毎日深夜1時過ぎまでVくんと喋る日々。

 

「これはなんて曲?日本の音楽もいいな。」

 

喋るのに疲れたらニンテンドーDSの太鼓の達人を持って行っていたので遊び、Vくんもギターを弾けたのでメロディーを教わったりしながら楽しみました。

 

寝ている皆を起こさないようにひそひそと楽しんでいた時にドアを開けて入ってきたイタリア人のUくん。

 

Vくんに何かを話し、僕と目が合うと引き返していく。

 

(なに言ってんだろう?)

 

英語が聞き取れずに会話を理解できなかった僕。

 

ここで理解できていたら後に起こる悲しい出来事を回避できたのですが、どうしようもなかったです。

 

暗躍するイタリア人Uくん

8月25日頃からイタリア人のUくんがなにやらこそこそと仲間に話しかけていました。

 

その時は世間話でもしてると思っていたのですがその割にはキョロキョロと何だか怪しい雰囲気。

 

楽しい日々がずっと続けばいいと思っていたけど現実は甘くない。

 

Uくんをきっかけに予想以上に早い仲間との別れが訪れることになります。

 

次回予告

雨。

ガランとした部屋。

残された者は誰も口を開かない。

さよなら友よ。

次の話はこちら。

友との別れ。涙の数だけ人は強くなれる。 - 旅と写真を楽しむブログ