旅と写真を楽しむブログ

「しあわせはどこにある」は幸せを探してる人に見てもらいたい映画

しあわせはどこにある 感想 ネタバレと書いてある写真 精神科医で患者のカウンセリングをするヘクター(サイモン・ペグ)彼は患者を幸せに出来ていないと気づき、幸せとは何かについ調べる旅に出ます。

中国、寺院、アフリカ、ロサンゼルスを旅する中で幸せを見つけて行く旅の映画。(うんうん。)って何度も頷かさせてもらえました。

予告編

youtu.be

笑わせてもらえる場面や緊張感あふれる場面でたくさんの気づきをもらえます。

以下は映画の中で幸せとは何かについてのセリフを書いたネタバレを含む感想です。映画を見る時間がない方は読んでもらえるだけでも発見があります。

レンタルはこちら。

レトロな感じから物語が始まる

黄色い小型の飛行機で空を飛ぶヘクター。2名様で後ろにはかわいらしい犬が乗っています。

(あれ?最近の映画かと思ったけどなんか古い感じの映像やなぁ?)

ほんの少しくすんだ感じで懐かしさを感じる映像。

ヘクターは飛行機で旋回して逆さまになった時に犬が落ちてしまっていなくなります。

(嘘やん。)と思っているとヘクターも犬が落ちてしまったことに気づいて落ち込む表情。そしていなくなった所から男性が現れてヘクターの首を絞めます。

(ど、ど、ど、どうゆうこと?)

操縦も出来ないまま高度が下がっていき、燃料もゼロに。落ちるー!!って所で目を覚ますヘクター。彼女であるクララ(ロザムンド・パイク)に起こしてもらえたのでした。

この夢の意味について僕なりに考えたことは最後まで見ないと分からなかったので結末の後に書きます。

幸せとは何かについて疑問を持つ

精神科医として患者に 口先ばかりの助言ばかりをしていて幸せにできていないと気づく。そもそも幸せとは何だろう?ということで幸せ探しの旅に出るヘクター。最初の行き先は中国。

幸せ1 比較しないこと

中国行きの飛行機の中でヘクターが気づいたことです。

比較すると幸せは台なしになる

(あぁ。確かに。)

人と比べてばかり生きてきた僕にいきなりの大きな気づき。世の中には上には上がいるし、自分にないものをたくさん持っている人たちと比べると(自分はなんてダメなんだろう)って自信をなくす日々を送っていたからです。

自分で自分を責め続ける毎日に幸せを感じることは出来ません。笑うことも少なくなる。

幸せ2 富と名声

中国への飛行機の中で出会った人にクラブやいいレストランに連れて行ってもらえるヘクター。彼と会話する中で得た気づきです。

幸せとは、金持ちになったり偉くなること

(それも1つの条件だよなぁ。)

金持ちの人が言いました「目標を定めて突き進むのがいい。止まらずにな。幸せになる方法は1つだ。引退するな。」このセリフを言った時の本人の表情は笑顔ではなくて寂しそうでした。

人としての魅力ではなく、お金がなかったら相手にされないという恐怖を感じているのじゃないでしょうか?たくさんお金があるにしても使い方によっては笑えもするし笑えなくもなると学びました。

幸せ3 未来

クラブで会話している時。

人は幸せを未来にしか見ない

僕もそうだなって気づいた。人に感動してもらえる写真を撮り、歌を歌って書いて家族を持って幸せになろうって。未来にある幸せしか考えてなかったです。

海外ボランティアでの仲間との日々。ブログを書けば書くほど前に進んでいると感じるということ。 www.shashintanoshimu.com

過去に幸せを感じることもたくさんあった。毎日の中にいかに幸せを見いだせるかどうかだなぁ。

幸せ4 何人もの人と同時に恋愛

クラブで知り合った女性と仲良くなったヘクター。

幸せとは1度に複数の女性を愛すること

女性なら複数の男性を愛することになりますね。

その時は幸せかもね。でも後ほど大きなトラブルとなって全員が不幸になる体験をする確率も上がる。よっぽど上手く関係を保てる人じゃないと長続きしない幸せ。

幸せ5 知りすぎないこと

仲良くなった女性について質問した時。

時として幸せは全てを知りすぎないこと

好きなタレントさんの意外な一面を知ってしまって気持ちが(う〜ん)ってなってしまうようなこと。これまではその人を見るだけで笑えて幸せを感じていたのに・・・。

知らないままの方がいいこともある。細かいところまで人に質問するのもやめようと思う。

幸せ6 不幸を避けることがいいとは限らない

寺院へと行ったヘクター。そこで出会った僧との会話の中で気づきます。

不幸を避けるのが幸福への道ではない

僧とのこんな会話があります。

「苦難の人生でなぜ幸せだと思う?」
「苦難を味わったからだ。」

しんどいこと、悔しいこと、どうしようもないことを体験して人は成長することも出来る。人の気持ちが分かるようになるし人生に深みが増す。

風が吹いて旗が揺らめくシーン

寺院で風が吹き、多くの色の旗がゆらめいているシーンで僧が「すべてだ。」といって笑って 喜ぶシーンがあります。ヘクターも僕も旗が揺れていて何のこっちゃ分からないという気持ちでした。

最後まで見てこのシーンの意味を考えれるようになりました。

幸せ7 気分が上がるか下がるか

アフリカへの飛行機の中。隣に座った女性との会話の中での気づき。

幸せとは。この男は私の気分をA)上げる? B)下げる?

お金を持っていれば気分が上がる。お金を持っていなければ気分が下がる。

お金があるからって結婚して、もしなくなればその愛の形はどうなるのだろうね。気分が下がるから終わるのだろうか。

危険な香りのする幸せの考え方だね。

黒人女性自身の幸せとは

家族。子供達が護衛なしで学校へ通えること

この人にとっては安心感と安全が確保されるということが幸せ。

悪いことをしている大統領の幸せ度について

妻が不幸なら子供も不幸。家族が不幸ならどうして俺が幸せでいられる?

不幸は不幸で繋がっていくという考え方。負のパワーは強いからね。

良い行いは良い行いで繋がり、幸せを生むということを映画の後半でわかります。

幸せ8 自分に合った職業につくこと

病院で働くヘクターの友人を手伝った時。

幸せとは天職につくこと

自分の合った職業につくと幸せ。合う職業が見つかる人もいれば見つからない人もいる。探し続ける人もいる。

幸せ9 ありのままを愛してくれる

主人公の友人がゲイだとわかった時。

幸せとはありのままの姿で愛されること

人に(えっ?)って思われる部分。社会から理解を得にくい部分も認めてくれて傍にいてくれる人。ありのままを愛してくれる人の存在は大きい。

幸せ10 食事

アフリカへの飛行機の中で出会った人の家に行き、サツマイモのシチューを食べます。

サツマイモのシチュー

美味しいものを大勢で食べると幸せということだと思いました。

幸せ11 恐怖

シチューを食べてタクシーに乗ってホテルへ帰っているとヘクターは誘拐されます。牢屋に閉じ込められて命の危険を感じます。

恐怖は幸せを阻害する

誘拐先のボスに現世の悪行は来世で不幸を招くと言ったヘクターは銃を向けられます。そんなボスに幸せを聞くと欲しけりゃ奪うこととのこと。

人を騙して地位や富を奪うことで幸せになる人もたくさんいるなと感じました。

幸せ12 生きている実感

誘拐先から無事に生還できたヘクターは生きているということに喜びを感じます。

幸せとは心底生きてる実感を味わうこと

僕もキューバで知らない人について行ってしまって閉じ込められて(死んだ)。と思った体験があります。

www.shashintanoshimu.com

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生きて帰れた時は安心したし実感したなぁ。

幸せ13 祝うこと

生きて帰ったヘクターはサツマイモのシチューをもらった家族の元へ生きます。

幸せとは盛大に祝うこと

楽しそうに祝い合っている彼らを見てこっちも幸せになりました。

幸せ14 話を聞くこと

「ご搭乗されている方の中でお医者さんはいらっしゃいますか?」

ロサンゼルスへの飛行機の中で体調が悪くなった女性の乗客を診ることになったヘクター。

彼女の話を聞く中で得た気づきです。

話を聞くことは愛を示すこと

彼女は「大好きな人たちの思いやりに囲まれて私は幸せな女ね。死を恐れる人は生を恐れる人。」など命が残り少ないと感じる中で話を聞いてくれたヘクターに感謝を示します。

特に自分が辛かったことを聞いてくれると愛を感じるもの。

カナダで留学生たちの講師をしていた時、彼らの過去の話を聞いて辛さを改善してもらう経験があるので話を聞くことは心を開いてもらうきっけけとしても本当に大切です。

ロサンゼルスでの元カノと会って

「もし僕たちが・・・。」過去の恋愛を引きづっているヘクターは結婚している元カノを怒らせてしまいます。

過去は懐かしい。だが戻らない

あの頃の幸せはどんなことをしても思い出すことが出来るだけ。状況は変わるしいつまでも一緒じゃない。

元カノの幸せとは

例え夫婦の形が違っても離婚しないって自信がある。だから幸せなの。

ずっと一緒であるという確信が幸せ。

とっても良いご家庭でとっても良い旦那さんが出てきます。

ぐっとくる幸せ研究者のセリフ

ヘクターと元カノは幸せ研究者の講義を受けます。数々の名言をどうぞ。

金を稼いでも貧しくて老いた母親が喜ぶだけだ。

研究者たちも常々言っている。幸福は金で買えないと。

世の中なんでもアップ。だが幸せ度はダウン。

何人が覚えているだろう。何もかも幸せに満ちていた瞬間を。あのキラキラと煌めいていた瞬間を。自分を取り巻く世界には不安のかけらさえもない。皆無だった。すべてが輝いていた。だが大人になると何一つ上手くいかない。年がら年中!まるで毎日が幸せを探す旅のようだ。なのに追えば追うほど幸せは逃げていく。だから他のことをするのが良い。人と関わったり集中したり学んだりダンスでも良い。すると副産物や副作用として幸せが味わえる。そうとも幸せ探しはほどほどにして味わうべきだ。何かを探すことの幸せを。

考えさせられます。追えば追うほど幸せは遠くへ行ってしまう感覚はわかりますね。今を感じ、今やっていることに幸せを感じることが大切なんだなって。

幸せを感じているときの脳波のチェック

幸せについて研究し、講義をしていた人は幸せに色をつける機械を作ることに成功しました。

頭に機械をつけて幸せなことを思い浮かべると黄色、悲しいことを思い浮かべると青色、恐怖を感じることは緑色。

ヘクターも検査を受けると感情を抑えていることが分かります。検査中に彼女から電話がかかって きてヘクターは感情を爆発させます。脳波の色は幸せ、悲しみ、恐怖の色でオーロラのように混ざり合い、幸せとは今まで経験したことが幸せだと研究者は答えを見つけます。

ヘクターも長い幸せ探しの旅の中で答えを見つけます。

僕の最大の不幸は君を失うこと。幸せは君が一生添い遂げたい男になること。

辛いことを乗り越える幸せ、悲しみを経験したからこそ分かる幸せ、恐怖に打ち勝ったことで得る幸せ。

辛いことや悲しいことを経験しないと本当に幸せなことって分からないんだろうね。

最後の言葉に

彼は本当の愛を知った 。生まれて初めての愛を。

と文字が出て幸せ探しの旅が終わります。

冒頭の夢についての考察

冒頭で飛行機に乗っていて旋回して犬が落ちたシーン。男に首を絞められて燃料がなくなったところを最後まで見て少し分かりました。

旅に出る前に精神科医としてカウンセリングをしていた時、霊能者の患者さんに過去を見破られます。

「犬が死んで少年が泣いている。一人っ子で寂しかったのね。人生に疲れ果てている。海岸の若い娘を誘わなかった。自分に怒ってる。」これらのことを話す中で霊能者はヘクターが子供に見える時があります。

僕は夢には現状を知らせてくれる力があると思っています。

飛行機で旋回して犬が落ちたシーン➡︎子供の頃に調子にのってしまった結果、犬が亡くなってしまった。そこから自分の感情を抑制。(寺院でヘクターの飼っていた犬が出てきます。本人も幼少期のトラウマによる幻覚を見ていると察しました。)

首を絞めた男はおそらく父親。首を絞められる夢は人間関係の悩みを表すことから父親に悩んでいたこと。

一人っ子で母親も家にそんなにいなかったことから悩みを相談できる人がおらず感情を抑え人生を送ることに。

燃料が切れていることは人生に疲れ果てていて限界がきているということ。

それを分かった上でヘクターが検査を受けるシーンを見直すと最初に感情を抑えている部分があります。彼女との電話でおそらく生まれて初めて感情を爆発させたんでしょう。だからこそオーロラのようなカラフルな脳波だったし研究者も「よく戦った。君は戦士だ」と言っています。

愛を感じずに育ってきて内面子供の時のままで成長が止まっていたけど、感情を出すことで大人になり成長することができた。

怒って、泣いて、笑って、人として成長することもまた幸せであるというメッセージを僕はもらいました。

まとめ 僕にとっての幸せとは

今の僕は人に感動してもらえる写真を撮れるようになる勉強をすること、そして記事を書くことで笑えています。

今の僕の幸せは前に進んでいるという成長を感じること。

合成した写真を創作写真、弾き語り動画を載せ、その道の先に愛する人と出会ってさらに幸せを感じたい。

今、幸せを感じることが出来ないとこの先ずっと感じることが出来ないだろうなって思う。

生きる上で大切なことに気づかせてもらえたとってもいい旅の映画でした。

見る方法

アマゾンでのレンタル

アマゾンプライムで視聴

僕は2018年3月19日(月)にアマゾンプライムで見ました。アマゾンプライムは見れる期間があるので見れるかどうかを確認してから見てくださいね。 Amazonプライム・ビデオ