旅と写真を楽しむブログ

井上陽水さんの曲「少年時代」に自分を生きる小学生だったことを思い出させてもらえて

橋の向こうに都会のビル群

小学校を卒業して十数年。

街は変わった。

僕も友達も変わった。

だけど変わらないこともある。

少年時代に自分を生きながら友達と笑い合った夏の思い出は決して変わらない。

夏休み

「よっしゃ。このボールをどこまで上げれるか勝負や~。」

夏。

僕たちは公園でボールを蹴り上げて開放感を味わっていた。

「俺の方が高くあげれるし。」

ドサッ。

「あははっ。大丈夫か~?」

力を入れすぎてボールを蹴れずに空振りをして転ぶ友達。

鬼ごっこ、かくれんぼにプールにコンピューターゲーム。

思うままに過ごして心は青空のように晴れやかな日々。

余計なことを考えずに自分を生きて遊ぶことに集中していたため笑いが尽きることはなかった。

夏の終わり

夕暮れの駅の写真

もう少し友達と遊んでいたかった夕暮れ時。

「じゃあまた明日な。」

「明日はちょっと無理やねん・・・。」

「なんでなん?」

「宿題やらなあかん・・・。」

「あぁ。俺もやわ・・・。」

子供が好きそうな件のオブジェが置いてある道の横

 夏休みの終わりが近づくにつれて現実へと引き戻されていく寂しい感覚。

楽しい時ほど時間は一瞬で過ぎる。

気づけば大人

小学校を卒業してそれぞれの道へ。

中学、高校、大学。

年を重ねるにつれてこうあるべきだという思い込みが増えて笑顔が少なくなっていった僕。

笑えたとしてもお腹の底から笑うのではなくて周りに合わせて笑う日々。

自分を生きるのではなくて人や世間の考え方で生きるようになった。

徐々に誰かが定めた色に染められて。

徐々に自分が何色を好きなのかも分からなくなる。

何が好きで何が得意なのかも考えることをやめて自分を見失う。

ボールを蹴り上げて笑い合った日々は僕の中から忘れ去られていた。

少年時代のように

橋の向こうに見える夕日が光がまぶしい

自分を生きれていないことに気づいた。

少年だった頃のように笑えていないことに気づいた。

過去は変わらないし少年時代に戻りたいわけじゃない。

自分を生きていた頃を思い出すと僕は僕でいいんだと思わせてもらえる。

「そんなこともあったな。」って。

年を重ねるほどに乗り越えてきたことで笑顔の種類も増える。

今は自分の成長を感じて笑うことが出来ている。

井上陽水さんの曲。「少年時代」にかつての僕を思い出させてもらいながら。